端午の節句で作られる料理は“柏餅”や“ちまき”だけではなかった。

みなさん、こんにちは。
たき新の奥田です。

「端午の節句」第二弾です。

 

 

「端午の節句の飾りについて」

端午の節句で飾られるものと言えば、
1、鯉のぼり、2、五月人形だと
思います。
田舎の方に行くと立派な鯉のぼりが
大空を泳いでいる光景が今でも
あります。

街中の方になると、どうしても
大きい鯉のぼりが設置できず、
小さい鯉のぼりがあちこちの
ベランダで泳いでいる光景を
目にします。

五月人形も昔は一家に一つは
あったと言っても過言ではない
ぐらいだったそうですが、
最近になると、「飾る所がない」
等の理由で購入される方も
減ってきたそうです。

鎧や兜を飾るという事が、
武家社会から始まった習わしと
言われています。
自分の身を守ってくれる鎧と兜を
神社にお参りする時に
奉納することが由来している
ようです。

武将が戦いに行く際に着用する
イメージですが、武将にとっては
自分自身を守ってくれる
物であるという大切な物でした。

 

「いつ頃飾りつけをするの?」

飾り付をされる時期については、
ご家庭や地域によって違うという事が
わかりましたが、特に時期が
決まっているという事は
無いようです。

早く飾りつけをされる地域は
出来るだけ早く飾りつけをする
理由として、“先手必勝”という
言葉がありますが、
これは武将と関係があるようです。

また、一週間前から飾るという
地域もありますが、
せっかくの鯉のぼりや五月人形を
1週間しか見れないというのは
少しもったいない感じがします。
また、出してから片付けるまでの
時間が短いので、慌ただしい気も
します。

そして、春分の日が終わってから
飾り始めるケースが一番多い
ようです。

遅くても、4月の半ばくらいから
飾りつけをされるのがいいのでは
ないでしょうか?

 

「飾りをいつ頃しまうのがいいのか?」

端午の節句の5月5日が過ぎてしまうと
飾りの意味があまり無いように
思えますので、節句が終わってから、
雛人形を片付けられる時と
同じように、天気のいい日をえらんで、
湿気が残らないようにしてから、
片付けられることをお勧めします。

折角の高価な五月人形ですので、
長く使えるに越したことはないと
思います。

 

「何歳まで飾るのがいいのか?」

端午の節句については、
男の子が何事もなく成長できることを
願う行事ですので、何歳まで飾る
という事は特に決まっておりませんが、
小学校低学年ぐらいまでは飾られても
お子様が嫌がられないと思いますが、
高学年ぐらいになってくると、
恥ずかしさからか、嫌がられる子も
いるかも知れませんね。

高校に入っても飾られる方も
おられるので、お子様に一言
聞かれてから、飾られても
いいかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

「端午の節句の兜の金額についてビックリ!!」

兜が、いったいいくらぐらい
するのか調べてみましたが、
思っていた以上に高額な物もあり、
びっくりしました。

兜の飾りにお子様の名前が入った
のぼりを一緒に飾ってあるものが
一般的なようです。

また、武将によって違う兜が
あるみたいで、ご家庭で関係のある
武将の兜を選ばれる事も
あるみたいですね。

「兜は使い回ししても大丈夫なのか」

兜は基本的には1人一台と
なってます。
五月人形は子供の守り神と
言われていますので、
1人ずつを守ってくれている
人形ですので、使い回しが出来ない
とされています。

男の子三人兄弟の場合、
それぞれのお子様に用意されるのが
一番いいとされていますが、
現実的には置き場所の問題や
金銭的な問題もあるかもしれません。

二人目、三人目の場合は少し小さめでも
大丈夫なので、一人一人の五月人形を
用意されることをお勧めします。

 

 

「兜は誰が購入するのがいいか決まってる?」

地域によって違うようですが、
一般的には義理の両親が購入
される所が多いようです。

なぜ、義理の両親が買う事が
一般的なのかと言いますと、
昔は自分たちの子供が
他の家に嫁いでいった時、
義理の親は嫁ぎ先に気を使ってしまい、
好きな時に会いに行くことが
出来なかったそうです。
今でもその名残はあるようですが、、

また、自分達の子供が嫁ぎ先で
イジメられていないかとか、
孫が産まれた時に孫の顔を
好きな時に見に行けない等という
思いがあった為、
何とかして会いに行く口実を
作ったそうです。

兜を贈る事で「いつでも好きな時に
会いに行くことができる」という事で、
“義理の両親から贈る”始まりと
されています。

 

 

「いくらぐらいの兜を購入するのがいい?」

五月人形の金額で、
下は1万円以下の物から、
10万円程かかる物もあり、
どんな兜でも問題はないのです。
お子様一人一人の兜であれば、
金額は重要視しなくても
大丈夫なのでは
ないかと思います。

しかし、最近はインスタ映えなどを
気にして、豪華にされる方も
おられる様ですが、ご家庭に合った
お祝いの仕方でお子様の成長を
見守られることが一番いい事だと
思います。

 

 

 

 

 

 

「端午の節句の時の食べ物って
どんなものがあるのか」

「御祝に欠かせない食べ物」

桃の節句に必ず用意する
食べ物があるように、
端午の節句でも用意する
食べ物があります。
端午の節句では、
「柏餅」や「ちまき」を
食べることはみなさん
知っているかとおもいます。

また、関東では主に「柏餅」が
食べられ、関西では「ちまき」を
食べるとされています。
もちろん、その逆もありますので、
一概には言えませんが、、(^^;)

また、「鰤」や「鰹」や「筍」等も
お祝いの席で用意されると
言われています。

 

「それぞれにどんな意味があるのか?」

なぜ、その食材が選ばれたの
か調べてみると、
まず、「柏餅」・・柏餅はお餅を
巻いている柏の葉が新しい芽が
出てくるまで、
古い葉は落ちないそうで、
“子孫繁栄”の意味があるそうです。

そして、「ちまき」・・ちまきは
巻いている葉が、昔は茅(ちがや)と
いう葉に巻かれており、
邪気を払う植物として言われていた為、
使われていたそうです。

そして、「鰤」・・ブリは昔から
“出世魚”として知られている
魚ですので、
大きくなった時に、
“出世するように”という意味を込めて
出される料理です。

そして、「鰹」・・カツオは
“勝男-かつおとこ-”とかけられて
いるので、全てにおいて
勝てるようにという意味が
込められています。

そして、「筍」・・・筍は
育ち方がまっすぐな為
、子供にもまっすぐ育ってほしい
という意味が込められています。
また、筍の旬が節句に近い為、
料理に使われることも多いようです。

 

「店に来られたおばあちゃんに聞いた話

私がたき新に入って
すぐぐらいの時に初めて接客を
させてもらったのが、
常連のおばあちゃんでした。

何度か来店されているうちに、
私を指名してくださるようになり、
いろんなお話を聞かせて頂いていました。

その時の、4月頃のお話ですが、
おばあちゃんの息子さんが幼い頃、
五月人形を買ってやれるお金が
なかったらしく人形は諦めさせた
そうです。

しかし、少しでも端午の節句を
祝ってやりたいと思われたそうで、
“人形は無理やけどせめて
食べ物ぐらいは”と考えられ、
柏餅を手作りで作られたそうです。

最初の方は見よう見まねで
作ってられたそうで、
上手くいかない事ばかりだと
仰ってました。
しかし、息子さんが小学校に
上がられる時ぐらいから、
美味しく作れるようになり、
息子さんに初めて
「端午の節句について」
お話をされたようです。

息子さんから、
“美味しい”という言葉を
聞いた時には、
“すごく涙が止まらなかった”
と話されていた時、
少し涙ぐまれていたのを
思い出しました。

このお話を思い出した時、
それぞれのご家庭の
“端午の節句”があるんだと
感じました。

おばあちゃんは今もお店に来て、
少しお話をして、
元気に帰られます(^^)

 

 

 

 

「端午の節句に欠かせない花」

「菖蒲が欠かせない理由」

桃の節句には“桃の花”が
欠かせませんが、
端午の節句には「菖蒲の花」
が欠かせません。
なぜ、菖蒲の花なのかと申しますと、
端午の節句が別名で「菖蒲の節句」と
呼ばれることがありました。

5月の悪月の邪気を払うため、
菖蒲の花を玄関に飾ったり、
菖蒲酒を飲んだりしていたそうです。

昔、武士が戦に出陣する時に、
“勝負”とかけて、同じ読み方の
「菖蒲湯」に入っていたと
言われています。

菖蒲湯に入ると身が清められるとの
言い伝えもあり、昔は薬草としても
使われていたそうです。

古くから伝えられてきた「五月忌み」と
呼ばれる習慣は少しずつ無くなって
きましたが、この菖蒲湯だけは
現在でも受け継がれています。

 

 

今回も端午の節句について
書いてみましたが、皆様のお役に
立てれば幸いです。

最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございました。
私からのささやかなプレゼントで
ございます。
使って頂ければ光栄です(^^)

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たき新  奥田