「兄が大好きな妹」

こんにちは。
兄夫婦と兄が大好きな妹の心温まるストーリーになります。
兄をわたしと表現し、妹は彼女、
嫁のことを女性と表記しています。

城を巡るのが大好きな29歳のわたし。
学生時代に巡った城の数は100以上になる。
そのわたしの後ろをいつもついてきていたのが妹。

彼女は長い黒髪、
目がパッチリしたいつも元気でワンパクな女の子、
わたしとは3つ年が離れている。

彼女は、最初城にまったく興味がなかった。
なぜついてきたかと言うとわたしと一緒に旅がしたかったと言っていた。
しかし、わたしと旅をしている間に城が好きになり、今では、
「これがかの有名な加藤清正公が築いた熊本城かぁ!!
すごかぁ!!」と言っている。

 
 

「妹との約束」

さて話は変わるが、
わたしに運命の女性が現れる日がきた。

今からちょうど6年前の夏だった。
わたしの一目ぼれだった。
その女性は、元気でハキハキした妹とは正反対でとても静かでお淑やかだった。
そしてその女性も無類の城好きだった。
おそらくわたしより城好きなのだろう。

交際して1年で結婚することになった。

実家に結婚の挨拶にいったとき、
父も母も喜んでくれたが、彼女だけはぶすくれていた。
わたしがその女性と結婚することを快く思ってくれていないのがよくわかった。

「兄ちゃん結婚なんてダメだよ、兄ちゃんには必要ないよ」
必死な彼女の言葉は今もわたしの心の中に残っている。

しかし、当たり前だが彼女に言われたからといって
結婚を取り止めるわけにはいかない。
彼女にこのことを伝えると、
じゃあひとつだけお願いきいてくれたらいいよと言われた。
そのお願いは、彼女と一緒にある城に行きデートすることだった。
もちろんわたしはOKした。

 
 

「思い出の地で新しいパートナーと」

彼女と一緒に行った城、それは山形県にある上山城!
別名月岡城である。

なぜこの城を選んだのか彼女に聞くと、こう返ってきた。
「兄ちゃんと一緒に行った最初のお城だから」
彼女は覚えていたのだ。
当時は城に興味ないもののわたしと一緒に行った城
そしてその順番をすべて記録していたのだ。

「なるほど」
わたしはそれだけ答えた。
彼女との城デートは、お昼過ぎに急に終わった。
「あたしはここまでだよ、
あとは兄ちゃんの本当に好きな人とまわってね」
彼女はそう言って急に走り出した。
わたしは慌てて追いかけたが見失った。相変わらず足が速い・・・。

しばらく彼女を探していると、
なんとわたしの結婚相手の女性を見つけた。
「なんでここに?」わたしが言うと
「妹さんに14時30分になったらここに来るようにって言われて・・
あとこの手紙渡してって」
女性から1通の手紙を渡されさっそく読んだ

「兄ちゃん、あたしと兄ちゃんのはじまりは月岡城からだったんだよ、
覚えてるかな?これは忘れてもいいけどさ・・・
結婚するお相手とのはじまりも月岡城だよ!!
これは絶対忘れちゃダメだよ、あたしとの約束だからね・・
今までありがとう、あたしはあたしで好きな人と一緒にここに来るから、
気にしないでね。
兄ちゃん結婚おめでと♪がんばれ!!」

手紙を読み終えたわたしは思わず泣いていた。

月日は流れ、結婚4年目の冬、
わたしたちに待望の子供が生まれた。
そのとき一番に駆けつけてくれたのが、妹だった。
このときの彼女には、彼氏が出来ていたので一緒に来ていた。
そしてわたしたちにひとつの箱を祝いにということでくれた
中には封筒が入っていて空けると、1万円が入っていた。
わたしたちのことを一番に考えてくれる彼女らしい贈り物だ。

わたしたちは彼女にお返しをと考えていた。
いろいろ探したが、やはり一番しっくりきたのが
COLONのカタログギフト「アイス」だった。
かわいい絵柄にあったかくなれるカタログが、わたしたちは気に入った。
商品も豊富できっと楽しみながら選べるはずだし、
なによりこの商品の中には

月岡ホテルペア日帰り温泉A(申込番号A5604-01)が含まれていた。

わたしたちのはじまりの場所である月岡城のすぐ近くにある月岡ホテル。
立派なホテルのロビーで休憩したり
露天風呂(営業時間は朝7時尾から夜は21時まで入れる)で
旅の疲れを癒したりと、一休みするには申し分ない場所。
もちろん宿泊もオススメ。

城以外の観光場所として、
蔵王にある湖「五色沼」別名「御釜」がある。
ここの水は煌くエメラルド色で見る者を驚かせる、
そういえば彼女も言葉が出ないくらい感動していた。

妹はきっとこの月岡ホテルペア日帰り温泉A(申込番号A5604-01)
を選ぶのだろうと思いながら贈った。

後日彼女から手紙が来た。
「ホテルの露天風呂やっぱりサイコー♪
それと月岡城があたしと彼のはじまりの城になったし、
エメラルドの水みて彼氏がはしゃいでたよ、
マジすげぇ!だって、あの時の兄ちゃんみたいだったよ」

その手紙を見たわたしたちは思わずクスッと笑った。
やっぱりここを選んだんだね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です