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香典返しの掛け紙の基本。2品贈る場合の掛け紙や、表書きと名前の色について。

香典返しの掛け紙には、以下のようなお悩みが多いのです。
「宗教や地域によって掛け紙は違うらしいけど、一体どんなものがあるの?」
「名前や表書きは薄墨ではなくても大丈夫?」
香典返しは、故人と親しくされていた方々に贈る、お礼の品物となりますので、しっかりとしたものを贈りたいですよね。
香典返しの場合は、信仰している宗教や、住んでいる地域で決まりごとが様々ですので、理解しきれていない部分も多いかと思います。
今回の記事では、香典返しの掛け紙に関することについてのご紹介をしていきます。
品物だけでなく、掛け紙もきちんとマナーに沿ったものを用意して、気持ちの良いお返しをする参考にしてください!
- 1.四十九日明けに香典返しの品物を2品贈る場合。掛け紙はメインの品物のみにつければ良いでしょう。品物は双方とも仏包装がよいでしょう。
- 即日返しのメインの香典返しの品物に、掛け紙がついているのならば、高額香典返しの品物には掛け紙はつけなくても良いです。
また、掛け紙をつけていない品物は仏包装にて、贈りましょう。 - 2.香典返しの掛け紙を印刷にした場合。
表書きと名前の濃さは、揃えておいた方が良いでしょう。 - 香典返しの表書きと、名前は薄墨・黒色のどちらでも大丈夫です。
ですが、表書きと名前の色は揃えておいた方が良いでしょう。 - 3.香典返しの掛け紙について
- 香典返しの掛け紙は、その家の信仰する宗教や地域などによって表書きや水引などの仕様が変わってきます。
故人きちんと合わせた掛け紙を選ぶようにしましょう。 - 4.すでに「香典返し」を経験をされた先輩の方々のアドバイス
- 冠婚葬祭にまつわる贈り物のマナーは、唯一の正解はありません。 参考までに、すでに経験をされた方のご意見を掲載させていただきました。
- 基本的に香典返しの品物が2品の場合、高額の方であるメインの品物に掛け紙がついているのであれば大丈夫です。
- 添え物には掛け紙はつけなくても良いとされています。
- 掛け紙を双方につけてしまうと、重なるの意味合いから、『悲しみが重なる・不幸が重なる』と言う意味合いになってしまうからと言われています。
- 基本的に香典返しの品物には、掛け紙がついていても、ついていなくても包装は仏包装にして贈るのが良いかと思われます。
- 基本的に香典返しの品物が2品の場合、高額の方であるメインの品物に掛け紙がついているのであれば大丈夫です。
- 添え物には掛け紙はつけなくても良いとされています。
- 掛け紙を双方につけてしまうと、重なるの意味合いから、『悲しみが重なる・不幸が重なる』と言う意味合いになってしまうからと言われています。
- 基本的に香典返しの品物には、掛け紙がついていても、ついていなくても包装は仏包装にして贈るのが良いかと思われます。
- 基本的に香典祝いの際に表書きや名前の、薄墨か普通の墨かに関しては、どちらでも良いとはされています。
- 一つだけ気をつけていただきたいのは、文字の色を薄墨か普通の黒(墨)にする場合でも、表書きと名前の色の濃さは統一するという事です。
- 有薄墨が使われる理由としては、不幸は突然の事で、慌てて用意をするため、墨をしっかりと擦らずに名前や表書きを書いて、薄墨になってしまう。との意味合いがあって、薄墨が使われていました。
- 香典返しでは四十九日明けという事もあり、準備をする期間がしっかりとあるとされ、基本的には先に書いたような薄墨にする必要がないともされています。
- 基本的に香典祝いの際に表書きや名前の、薄墨か普通の墨かに関しては、どちらでも良いとはされています。
- 一つだけ気をつけていただきたいのは、文字の色を薄墨か普通の黒(墨)にする場合でも、表書きと名前の色の濃さは統一するという事です。
- 薄墨が使われる理由としては、不幸は突然の事で、慌てて用意をするため、墨をしっかりと擦らずに名前や表書きを書いて、薄墨になってしまう。との意味合いがあって、薄墨が使われていました。
- 香典返しでは四十九日明けという事もあり、準備をする期間がしっかりとあるとされ、基本的には先に書いたような薄墨にする必要がないともされています。
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1.四十九日明けに香典返しの品物を2品贈る場合。
掛け紙はメインの品物のみにつければ良いでしょう。
品物は双方とも仏包装がよいでしょう。

後日、香典返しを贈る際に、品物が2つの場合、掛け紙はどのようにすれば良いのでしょうか?
最近、お母様がお亡くなりになられた女性からのご相談です。
お母様がお亡くなりになられ、香典返しは即日返しとして、タオルギフトをご用意していたとのこと。
ですが火葬場の関係で、葬儀まで5日間の空きがあり、その間にお母様のご友人様数名が自宅まで、弔問にお越し下さり、お香典を頂いたそうです。
その際に、当日返ししようとしていたタオルギフトの到着が間に合わず、後日改めて香典返しを送るとのこと。
この際の香典返しにつける、掛け紙についてご相談があるそうです。
即日返しの香典返しの品物が間に合わなった方に、即日返しのタオルと、高額香典返しの菓子折りを合わせて贈る際、菓子折りには掛け紙は必要でしょうか?
先日母が亡くなり、火葬場の関係で、葬儀までに5日間の間が空いてしまいました。
香典返しは即日返しにしようと、葬儀の前日に届くよう、2,000円程度のタオルギフトを手配していました。
ですが、葬儀までの日にちが空いていたため、葬儀までの5日間の間に、母の友人が数名自宅まで、弔問に来てくださりました。
その際に香典を頂いたのですが、タオルギフトがまだ届いていなかったため、その際には香典返しを贈ることができませんでした。
ですので四十九日明けに改めて、香典返しの品物を贈ることにしました。
そこでまず悩むがあります。
弔問にきて頂いた方々から頂いたお香典の額が、想定していた額よりも多く、タオルギフトのみではお礼に見合わないと思い、生前母の大好きだった菓子折りをプラスして、母の友人たちに贈ろうと思ってします。
その際に、タオルギフトにはすでに掛け紙がつけてありますが、菓子折りにも掛け紙はつけるものなのでしょうか?
掛け紙が不要の場合、包装は仏包装にした方が良いのでしょうか?
もし菓子折りに掛け紙をつけなかった場合には、包装はこちらもタオルギフトと同じく、仏包装にした方が良いのでしょうか?
即日返しのメインの香典返しの品物に、掛け紙がついているのならば、高額香典返しの品物には掛け紙はつけなくても良いです。
また、掛け紙をつけていない品物は仏包装にて、贈りましょう。
即日返しの香典返しの品物に、掛け紙がついているのならば、高額香典返しの品物には掛け紙はつけなくても良いです。
まず、お母様がお亡くなりになられた事、心からご冥福をお祈り申し上げます。
基本的に香典返しの品物が2品の場合、高額の方であるメインの品物に掛け紙がついているのであれば、もう片方の品物は添え物となります。今回であれば菓子折りですね。
そういった添え物には掛け紙はつけなくても良いとされています。
これには理由があり、掛け紙を双方につけてしまうと、重なるの意味合いから、『悲しみが重なる・不幸が重なる』と言う意味合いになってしまうからと言われています。
またその他にも、複数の掛け紙があることによって、贈り先様からくどいというような印象を持たれてしまう、恐れもあるからです。
掛け紙をつけていない品物は仏包装にて、贈りましょう。
基本的に香典返しの品物には、掛け紙がついていても、ついていなくても包装は仏包装にして贈るのが良いかと思われます。
この仏包装というのは慶事の際に使用される包装とは違い、弔事の際に利用される包装方法となります。
こういった弔事の際の包み方は、包装紙の折り返し部分の位置から、『悲しみはいつまでも心に留めず、流していくかのように早く取り除く』と言う意味合いが込められています。
慶事用と弔事様では、包み方の順番や向きが違っていたりするので、間違って慶事用の包装にして贈らないように気をつけましょう。
結論として、この質問者様のお話ならば、
ですね!!
2.香典返しの掛け紙を印刷にした場合。表書きと名前の濃さは、揃えておいた方が良いでしょう。

香典返しの掛け紙について。 表書きの『志』が薄墨、名前は普通の黒での印刷は失礼でしょうか?
先日お祖父様が亡くなられた男性からの、ご相談です。
お祖父様がなくなり、葬儀のために地元に帰る際、職場の上司の方から有志の香典を頂いたとのこと。
その際に、『気持ち程度だから、お返しは不要で。』と言われたそうです。
この際の香典返しについて疑問があるそうです。
香典返しの掛け紙の、表書きの『志』が薄墨、名前は普通の黒での印刷は失礼でしょうか?
先日父が亡くなり、葬儀も終えて四十九日の際にお渡しする香典返しの準備に取り掛かっています。
その際に、香典返しの数が多いからと、母に香典返しにつける掛け紙を印刷しておいてとお願いされました。
表書きの『志』を薄墨ので印刷してと言われて、表書きは薄墨にしたのですが、名前の部分は普通の黒(墨)にして印刷しました。
印刷後になってから、果たしてこれは良いのかと悩み始めたのですが、マナーとしてはあってはいるのでしょうか?
香典返しの表書きと、名前は薄墨・黒色のどちらでも大丈夫です。
ですが、表書きと名前の色は揃えておいた方が良いでしょう。
表書きと名前の色は揃えておいた方が良いでしょう。
まず、お父様がお亡くなりになられた事、心からご冥福をお祈り申し上げます。
基本的に香典祝いの際に表書きや名前の、薄墨か普通の墨(黒)かに関しては、どちらでも良いとはされています。
また、手書き印刷、どちらでも良いともされています。
薄墨が使われる理由としては、不幸は突然の事で、慌てて用意をするため、墨をしっかりと擦らずに名前や表書きを書いて、薄墨になってしまう。との意味合いがあって、薄墨が使われていました。
ですが香典返しでは四十九日明けという事もあり、準備をする期間がしっかりとあるとされ、基本的には先に書いたような薄墨にする必要がないともされています。
これは当日返しであっても同様です。
ですが考え方の名残として、デパートで用意されている掛け紙でも、手書きの掛け紙でも、文字が薄墨のものは扱われているため、どちらも間違いではないですし、使用する際の問題はないともされています。
ですが、一つだけ気をつけていただきたいのは、文字の色を薄墨か普通の黒(墨)にする場合でも、表書きと名前の色の濃さは統一するという事です。
でなければ、先にも書いたような色の濃さに対する意味合いがなくなってしまうとされているからです。
ですので今回の質問者様の場合ですと、文字の色を薄墨にしても黒にしても良いのですが、表書きと名前の色の濃さは統一するのが良いかと思われます。
結論として、この質問者様のお話ならば、
ですね!!
3.香典返しの掛け紙について

そもそも熨斗とは。
そもそもお祝いや内祝いを贈る際に、よく見られるのが熨斗ですね。
ここでは熨斗にはどんな意味があるのかご紹介いたします。
熨斗(のし)の起源は、もともとは昔、縁起物のアワビを薄く引き伸ばし、それを贈り物として贈っていたのが始まりでした。
時代が移り変わり、アワビではなく、昆布や紙をアワビの代わりとして贈るようになり、今ではもっと簡単な、紙に印刷した熨斗や、六角形に紙を折りたたんでできた、折り熨斗となったわけです。
なので掛けてある紙全体を熨斗とは言うのではなく、右上についている紙を折りたたんでいるう部分のみを、厳密には熨斗というのです。
こういったものを印刷されている掛け紙は、熨斗紙などと呼ばれています。
そして香典返しのような弔事は、お祝い事などのめでたい事ではないため、熨斗の付いていない水引のみの『掛け紙』というものを使うのが一般的です。
大きくまとめて熨斗紙や熨斗などとも呼ばれる事が多いので、紛らわしくはあるのですが、弔事の際に使われるのは掛け紙となりますよ。
香典返しの掛け紙の一般的な書き方。
信仰する宗教や、住んでいる地域などで香典返しの掛け紙の種類は変わってきますが、ここでは一般的に使われている、宗教や地域を問わずに使える、掛け紙のご紹介をいたします。
まず一般的な掛け紙の場合は熨斗の付いていない、掛け紙となります。
水引は『黒白の結び切り』とされています。
これには端を引っ張っても、二度と解けない。固く結ばれているという意味から、『2度と悲しみや不幸を繰り返さないように』、『弔事は一度きりにしたい』という願いが、込められているからとされています。
水引の上に書く表書きには『志』と書くのが、香典返しでは最も一般的とされています。
そして水引の下には、『◯◯家』、『故人の苗字』、『喪主の苗字のみ』のいずれかを書きます。
もし故人の苗字と、喪主の苗字が異なり、喪主の苗字を名前に書く際は、誰からの香典返しかわかるように、故人との続柄を書き添するのが良いとされています。
また表書きと名前の色は、薄墨か黒色とされています。
不幸は突然の事で、慌てて用意をするため、墨をしっかりと擦らずに名前や表書きを書いて、薄墨になってしまう。との意味合いから薄墨で書かれることもありますが、基本的に香典返しの際は、準備期間もしっかりとあることから、薄墨でも普通の黒色でも、どちらでも良いとされています。
様々な宗教や地域の香典返しの掛け紙。
先にも書いたように、香典返しの掛け紙は、信仰する宗教などによって、書き方等が変わってくる場合があります。
ここではそれぞれの掛け紙についての説明をしていきます。
基本的に共通していることは、熨斗なしの、水引は結び切りの掛け紙ということです。
それは
①仏式の掛け紙
▶︎掛け紙のデザイン:蓮の描かれたもの
▶︎水引:黒白 or 黄白(関西〜西日本・北陸地域などの一部地域)
▶︎表書き:志 or 満中陰志(関西〜西日本・北陸地域などの一部地域)
▶︎名前:〇〇家 or 喪家の苗字 or 喪主のフルネーム
関西〜西日本・北陸地域などの一部地域では、水引の色を黄白、表書きを『満中陰志』とする場合もあります。
②神式・キリスト教の掛け紙
▶︎掛け紙のデザイン:無地
▶︎水引:黒白 or 黄白
▶︎表書き:志 or 偲草 or 偲び草
▶︎名前:〇〇家 or 喪家の苗字 or 喪主のフルネーム
神式・キリスト教では、地域関係なく水引の色を黄白にする場合もあります。
香典返しの掛け紙の際の内掛けと外掛けについて。
香典返しの掛け紙の包装の仕方にも、内祝いの際のように、『内掛け』、『外掛け』といったものがあります。
内掛けは品物の上に直接掛け紙をかけ、その上から包装する方法であり、外掛けは包装紙の上から掛け紙をかける方法です。
一般的には、お祝い事ではない弔事の際には、控えめとされる内掛けが一般的とされています。
です直接贈り先様にお会いして渡す場合には、外掛けを用いるのが多く、郵送などでお会いせずに贈る場合は、内掛けにして贈るのが主流となっています。
4.すでに「香典返し」を経験をされた先輩の方々のアドバイス

冠婚葬祭にまつわる贈り物のマナーは、唯一の正解はありません。 【大多数の方の、常識だとされているところに落ち着きます】ので、地域や贈り先との関係、経済的な状況や、社会の環境などに左右されています。 また、中には、お客様の独特な思い入れのため、多少マナーに反しているようなご注文も、実際に、あります。
以下は、
【すでに「香典返し」を経験された先輩の方々のアドバイス】を掲載させていただきました。
私どもとお客様との会話や、アンケートの中より、了承いただいたものを抜粋して記事とさせていただきました。
賛否両論あるかもしれませんが、参考にしていただけると幸いです。
法事の引き出物に付けるのし
最近、法事の引き出物にカタログギフトが人気なのだそうです。
法事は亡くなった人にゆかりがあった方に法要に来ていただき、故人を偲ぶ儀式です。
法事は終わったら、会食をしていただき、その後引き出物をお渡しします。
引き出物は、法事に来て頂いた感謝の気持ちを示すものですが、お帰りの際に荷物になってしまいます。カタログギフトなら重い荷物を持ち帰ってもらう必要がなく、ゆっくりとお好みの商品を選んでいただけるところが人気の理由のようです。
法事の引き出物としておすすめのカタログは、日本最大級のカタログギフトメーカー、たき新のカタログギフトです。
たき新のカタログは法事の引き出物をはじめ、出産内祝いなど、豊富な種類のカタログがあることで有名なメーカーなんです。
法事の引き出物のカタログの商品は、幅広い方から人気のグルメやインテリアグッズ、ファッションからアクセサリーまでさまざまなアイテムから選べます。
引き出物を贈る時に気になるのがのしです。贈る方に失礼のないように、
たき新のカタログは、一般的なのしから関西地方で使われるのしをはじめ、挨拶状、包装紙など、さまざまな細かな配慮が行き届いたサービスが充実しています。
法事のお返しの「のし」の書き方
法事に出席する場合、昔は供え物(線香・ろうそく・菓子・果物など)と供え花を持って行くのが一般的でしたが、最近ではこの供え物や供え花に代わってお金(御仏前)を包んで持って行くようになってきました。
勿論、この御仏前と一緒に供え物や供え花を持って行くのも大変結構な事でしょう。この御仏前、供え物、供え花に対するお返しとして、法事を主催する側は引き出物を用意する必要があります。
この引き出物ですが、御仏前の金額に関わらず、一律2、3千円ぐらいの品物をお返しするのが一般的とされています。
この法事お返しでよく選ばれる品物としては日用品などが多いのですが、最近では、法事お返しした方それぞれに必要な物を選んで貰えるようにとカタログギフトを引き出物に選ぶ方も増えています。
不祝儀用のカタログギフトも用意されているので、それを選ぶと良いでしょう。カタログギフトでも品物でも、この引き出物にはのしを付け、お礼状を添えてお返しするのがマナーです。
法事お返しの引き出物に付けるのしは、一周忌までは黒白か双銀、三回忌以降は青白か黄白の結び切りの水引を使用します。そしてこの水引の上に「志」か「粗供養」という文字を入れ、水引の下に施主の苗字か「~家」を入れます。
香典返しの「のし」の種類
冠婚葬祭についてはいろいろと決まりごとがあり、その決まりごとにはそれなりの意味合いが含まれていたりしますので、いいかげんなことをしてはいけません。
間違えることが無いように気をつけましょう。
お祝いごとはおめでたい色なら良いだろうと、「のし」の水引を紅白にしていれば良いと思ったら大きな間違いです。
おめでたい事柄でも、一度きりで二度とはないようにという意味合いから、結婚式に関係することに使う「のし」や、病気の際の快気祝いなどに使う「のし」は、ただ紅白の水引を使用している物では間違っている場合があります。水引には結びきりにしてあるものと、蝶結びになっているものがあります。
結びきりは二度とほどけることがないということで、結婚式の関係や快気祝いのときに用いる「のし」の水引です。
赤ちゃんが生まれた時や新築の祝い、進学や進級のお祝いに関するものは紅白の蝶結びの水引の「のし」を使います。
何度あっても良いからです。
「香典返しの「のし」の種類」については、水引を結びきり、またはあわび結びにしたものを使います。
もちろん地味な色のものです。
香典返しにはカタログギフトなどを利用してお返しすると便利です。
香典返しをカタログギフトにした場合にも水引に気をつけてお返しします。
香典返しの品に添える「のし」の書き方
香典返しとは、亡くなった人に供えられる香典(お金)に対するお返しの事です。
つまり、お通夜やお葬式に香典を持って出席して下さった方々、それらには出席できなかったが、香典だけ供えて下さった方々に、遺族がお返しする品の事です。
この香典返しですが、一般的には受け取った香典の半分から3分の1程度の品を返すとされていますが、最近は、お葬式の後にその場で香典返しをお返ししてしまう即返しの形を取る人が多いので、一律2、3千円ぐらいの品をみんなにお返しするのが一般的になってきています。
そして忌明け、四十九日明けに、香典だけを供えて下さった方、かなり高額の香典を供えて下さった方に、香典返しを郵送するという場合もあります。
次にこの香典返しの品によく選ばれる品として、最近ではカタログギフトが挙げられます。以前はタオルやお茶、洗剤、石鹸などが主流の香典返しの品でしたが、それだと好みなどが出てしまうので、それよりはカタログギフトの方が喜ばれるという理由から選ばれる品が変わってきたのでしょう。
そしてこの香典返しの品に付けるのしですが、黒白結び切りの水引が付いたのしを選ばないといけません。
この結び切りには、簡単に解けないという意味から、このような不幸が繰り返さないようにという意味が込められているのです。
法事の香典返しの「のし」
「法事の香典返しの「のし」についてご紹介いたします。
法事香典返しにつける「のし」についてですが、お香典のお返しをお送りするときにはのし「かけ紙」はつけるのがマナーだとされています。
もちろん地域性や慣習によってさまざまな方法がありますが、一般的にはつぎのような表書きと水引を用意します。
そして水引きの下部には葬家の苗字か喪主のフルネームをいれることになります。表書きは、仏式(関東)の場合は、「志」とし水引きは黒白結びきりとなります。
仏式(関西)の場合は、「満中陰志」とし水引きは黄白結びきりとなります。神式の場合は、「偲び草」とし水引きは黒白結びきりとなります。
キリスト式の場合は、「志・偲び草」として水引きは黒白結びきりとなります。
「のし」にいれる名前についてですが、喪主の立場や葬家の事情によってフルネームをいれる場合や喪家をいれることになります。
また、喪主が複数いる場合などもそれぞれの氏名を書くこともあるようです。
法事香典返しのお返しの品物としてはカタログギフトやタオルギフト、お菓子のギフトや洗剤のギフトなどを選びますが、法事香典返しの品物は贈る相手によってカタログギフトを選んでもよいですし、食べ物や調味料のセットなどを選んでも良いです。
最後に。
今回は香典返しの掛け紙についてのご紹介でした。
弔事で悲しみの中ではありますが、きちんとマナーに沿った贈り物をして、故人を親しんでくれた方々にお礼をするのが、故人への感謝の気持ちの表れとなるのではないでしょうか。
また、香典返しでは、カタログギフトを利用される方も多いです。
最近では様々なジャンルに特化したもので、旅物やグルメ専門、女性向け男性向け、各お祝い用のものや、見た目が可愛らしいものが幅広く販売されています。
たき新ではそんなカタログギフトを幅広く、しかも定価よりもかなりいお安く販売しているものが、たくさんあるのです!!
ですが、『通販で買うと掛け紙とか用意できないんじゃないの?』と心配なさる方もいらっしゃるかと思います。
でもたき新なら大丈夫!!
それぞれの場面に適した掛け紙を、表書き・名前を書いた状態でつけてくれるので、自分で掛け紙を用意する必要がないんです!
ぜひ1度、たき新のサイトを見て、検討してみてはいかがでしょうか?
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